郵便屋さんごっこと一緒に楽しんだ歌『やぎさんゆうびん』
ある日の子どもたちの姿から、郵便屋さんごっこがはじまりました。
郵便屋さんごっこと『やぎさんゆうびん』のお話です。
<対象年齢>4歳児 ~ 5歳児
<必要な物>段ボール 紙
ある日、絵を描いている子に、「何を描いてるの?」と聞くと、「ママにお手紙書いているの」と言いました。
「お家でお手紙を書いてきたの」と言って、朝お友達に渡す子どもたちの姿も見かけます。
子どもたちはよく絵を描きますが、自分で描いた物を、誰かにプレゼントしたくなる気持ちも生まれるようです。
そんな子どもたちの姿を見て、段ボールでポストを作ってみると、そこにお手紙を入れて、郵便屋さんごっこが始まりました。
お手紙を書く人、そのお手紙を届ける人(郵便屋さん)、と役割分担もできていきます。
『やぎさんゆうびん』という歌がありますが、私にもお手紙がついたときにふと歌ってみました。
【Hoick楽曲検索】
やぎさんゆうびん作詞まど・みちお作曲團伊玖磨
【YouTube】
やぎさんゆうびん
https://www.youtube.com/watch?v=yL7ZaAagYhU
「○○ちゃんからおてがみついた~」と、替え歌にしてうたうと、子どもたちが「ふふふっ」と笑いました。
「でも、食べないでちゃんと見るよ」と言って見てみると、かわいい絵が描いてありました。
お返事を書き、ポストに入れると、郵便屋さん役の子どもが早速届けてくれました。
お友達とのやり取りも楽しんでいますが、大人に出すことも好きな子どもたち。
お手紙の返事が返ってくるとわかると、一気にたくさんのお手紙が届きました。
一度にお返事が書けないので、そんなときには、しろやぎさんになったふりをして、「くろやぎさんからお手紙ついた しろやぎさんたらよまずにたべたー」と言って、みんなのお手紙を食べようとすると、子どもたちが面白がって「食べちゃダメー!」と言って止めます。ときには、こんなおふざけのやり取りも楽しいです。
「しろやぎさんは何でお手紙食べちゃったのかな?」「お腹すいてたんじゃない?」「お手紙に葉っぱが描いてあったんじゃない?」子どもたちの発想はとても面白いなあといつも思います。
歌の世界と現実のごっこあそびが融合して楽しめました。
それから、『やぎさんゆうびん』は、郵便屋さんごっこのテーマソングになりました。
郵便屋さんといえば、他にはこの曲もよく歌っています。
【Hoick楽曲検索】
ゆうびんやさん作詞わらべうた作曲わらべうた
お手紙のやりとりが楽しい絵本も楽しみました。
【商品】
おてがみちょうだいウサギのピッチは、ヤギのゆうびんやさんと一緒に森の仲間の家を回ります。みんなお手紙をもらって大喜び。ピッチはお手紙をもらったことがないので、うらやましくてたまりません。「ぼくもお手紙ほしいなあ。」 すると、ヤギのおじさんが、「まず、自分でお手紙を書いてみるのはどうだい」というので、「あした、ぼくのうちにあそびにきてね」と、みんなにお手紙を書きました。 すると次の日、みんなが遊びに来てくれたのです。うれしいなあ。でも、ほんとうは、ぼくもお手紙がほしいなあ‥‥‥。