子どもたちのポケットと『ふしぎなポケット』
子どもたちにとってポケットは宝物箱なのかもしれません。
何気ないものでもポケットのなかから出てくるだけで、子どもたちは興味津々。
とある日に『ふしぎなポケット』を歌ったときのお話です。
<対象年齢>2歳児 ~ 3歳児
一日が終わるころ、子どものポケットの中から、いろんなものが出てくることがよくあると思います。
石ころ、紙、お花、虫など。
子どもにとってポケットは、一番身近にある宝物箱なのではないかと思います。
大人のポケットの中には何が入っているの?と、のぞきこむ子どももいると思います。
「ハンカチだよ」と言うと、ちょっと残念そうに「ふーん」と言って立ち去ります。
でも、これが石ころだったら、「どうしたの?」「これどこで見つけたの?」と、興味津々で聞いてきたりします。
そこらにいくらでも落ちている石ころでも、見つけた場所が「ポケット」だっただけで、子どもの興味の持ちように変化が出るということが面白いなあと思います。
子どもがポケットに興味を示したときに『ふしぎなポケット』を歌ってみました。
【Hoick楽曲検索】
ふしぎなポケット作詞まど・みちお作曲渡辺茂
【YouTube】
【童謡】ふしぎなポケット♪
https://www.youtube.com/watch?v=PANactSbQ7M
替え歌にして、「ポケットのなかには 石がひとつ ポケットをたたくと 石がふたつ~」などと歌いました。
歌にのせると、もっとワクワク感が増すようで、目をキラキラと輝かせる子どもたちの姿がありました。
ポケットから出てきた石を並べて、「これはポケットから出てきたんだよ」なんて言うと、ポケットが広くて不思議な空間になって見えているようです。
「ポケットのなかには 石がひとつ~」と歌いながら、ポケットをポンポンと叩いて石が増えるかどうか試している子どももいました。
子どもたちの興味を広げてくれる歌って、とても素敵だなあと思います。
ポケットが出てくる歌として、私はこちらの曲もよく歌っています。
【Hoick楽曲検索】
ポケットに歌をつめて作詞新沢としひこ作曲中川ひろたか
【Hoick楽曲検索】
ジャングルポケット作詞長谷川勝士作曲福田和禾子