すごいぞ!ぼくらのからだシリーズ
たべものたべたら
- 本体1,200円+税
昨日たべたとうもろこしが、うんこに出てきた!どうしてだろう?
——「ぼく」といっしょに、おなかのなかを旅しながら、
「たべもの」「うんこ」の間をつなぐ「消化のしくみ」を楽しく学べる絵本。
中川ひろたかの『たべものたべたら』紹介コメント
藤本ともひこの『たべものたべたら』紹介コメント
新しい絵本のシリーズをスタートさせたいんです。と、編集部からの依頼でぼくに声がかかりました。
「からだ」をテーマにした絵本で、原作は中川さん。「でも、おれは絵描きを指定してないよ。編集部がセレクトしたんだよ」とのこと。
しかもシリーズ第1作目!こりゃドラフト1位指名じゃないですか。
こうして、原作原稿が届きました。
おなかがテーマで、たべものをたべたら、どうなっていくのかというお話。
真面目にイラストレートすれば、原作そのままで、きっと描き出すこともできたでしょう。
でも、いつの間にか解説の先生はテレビからとびだしてくるし、おじいちゃんは潜水艦にみんなを乗せて体内探検に出発しちゃう。
もう、どうにも止まりません。
そんなことは、原作には一切書いてありませんからね。ここは絵描きの解釈なんです。
こんなに勝手な絵本にしちゃったけど、きっと、中川さんも読者も喜んでくれるんじゃないかな。
楽しく読みながら、からだのすごさが理解できる。そんな絵本になったと思います。
ご家族で、保育園や幼稚園、学校や病院の待合室とかで、この絵本で身体の話題を盛り上げられたら、嬉しいなあ。
藤本ともひこ
「からだ」をテーマにした絵本で、原作は中川さん。「でも、おれは絵描きを指定してないよ。編集部がセレクトしたんだよ」とのこと。
しかもシリーズ第1作目!こりゃドラフト1位指名じゃないですか。
こうして、原作原稿が届きました。
おなかがテーマで、たべものをたべたら、どうなっていくのかというお話。
真面目にイラストレートすれば、原作そのままで、きっと描き出すこともできたでしょう。
でも、いつの間にか解説の先生はテレビからとびだしてくるし、おじいちゃんは潜水艦にみんなを乗せて体内探検に出発しちゃう。
もう、どうにも止まりません。
そんなことは、原作には一切書いてありませんからね。ここは絵描きの解釈なんです。
こんなに勝手な絵本にしちゃったけど、きっと、中川さんも読者も喜んでくれるんじゃないかな。
楽しく読みながら、からだのすごさが理解できる。そんな絵本になったと思います。
ご家族で、保育園や幼稚園、学校や病院の待合室とかで、この絵本で身体の話題を盛り上げられたら、嬉しいなあ。
藤本ともひこ
まずは、おなかの話。
このシリーズどの本にも言えることだが
ニンゲンのからだって、ヒジョウによくできていて
ことに、おなかのしくみは、感動的ですらある。
異物を排除したり、栄養を吸収した後の排泄。
口から肛門へと続く1本の管を藤本ともひこは、潜水艦で探検させた。面白い。
この絵本、うんこに混じるトウモロコシから話が始まるんだが
これって、みんな経験してることよね。
トウモロコシ好きなぼくなんか、トイレでこれを見るたび
この一粒がお腹を巡ってきた、その長い旅を思っていつも遠い目になるんだよ。
ありがとう!ぼくのおなか!
中川ひろたか