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ニュージーランドの子育てに学ぶ
親に優しいスロー保育の伝統と現状

価格 (税込)1,540円
商品コード:978-4098373666
ポイント:14Pt
頁数:191ページ
出版年月:2004-10-00

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出版社・レーベルの紹介文

一時期、“合計特殊出生率が1.29しかない”と日本中を騒然とさせた日本の子育ての環境は、いまだに改善の兆候も見えない状況です。子育て支援の名のもとに、安易な保育ニーズへの対応のみがされている…そう思っておられる方も多いのではないでしょうか。
大日向雅美先生が推薦文で「子育て先進国ニュージーランドが100年かけ、模索し続けて作り上げた現状には、夢も厳しさも含めて、子育て支援の真実がある」と書かれているように、子育て支援には安易な道はないのでは…。そして、【夢と厳しさ】とは何を意味するものなのでしょうか? 
本書ではこの視点から、最初に子育て先進国ニュージーランドのプランケット協会から始まる子育て支援の歴史をひもとき、明らかにしています。それをうけて、子育て支援の現状=今、どのような支援が、どのような形でどのようになされているのか=を詳しく解説しています。そして最後に、そのニュージーランとの貴重な経験を、日本にそのまま導入するのではなく、日本で何をいかせばいいのかを提言しています。
子育てに興味の方に、学んでみたい方に最適の1冊です。
 

目次

はじめに
ニュージーランド事情

第1章:歩いて見た、ニュージーランドの子育て支援&保育現場
■もう一つの家庭、オークランドのファミリーセンター
■実演と説明で無理なく子育てノウハウを伝えるパフトプログラム
■日本語・日本文化にふれるウェリントンの日本人プレイグループ
■子育てを楽しく学び合うプレイセンター
■保育者と親が一緒に保育する、開かれた幼稚園
■子ども好きの夫婦が経営する16名の小さな保育園

第2章:ニュージーランドの子育て支援とは
■子育て支援100年の歴史、すべてはプランケット協会から始まった
■母親と子どもの健康を促進する協会としてスタート
■母親への啓発から子育て家庭支援の方向へ
■いまなお重視される家庭訪問サービス
■ファミリーセンターという安心な居場所
■信頼の電話相談
■心優しいプランケット協会の育児書
■財政面とボランティアの養成・活用
■育児力をアップさせるパプトプログラム
■パプトプログラムの経緯と活動内容
■親の育児力を高める家庭訪問サービス

第3章:ニュージーランドの保育機関とその子育て支援
■孤独な親子をなくす―プレイグループ
■保育も運営も親が担う―プレイセンター
■プレイセンターの誕生は子育ての息抜きから
■親教育・成人教育の場として発展
■プレイセンターの運営方法
■親を保育者に育てる親教育
■保育者と親は対等なパートナー〜保育カリキュラムの中心に親参画〜
■幼稚園と保育園のこれまでの歩みと親参画
■幼稚園と保育園の運営方法
■親参画を重視する保育カリキュラム
■子ども理解を促す保育者から親への取り組み

第4章:ニュージーランドの保育から日本の保育に何をいかすか
■「お休みなさい」と手を差し伸べる環境が豊かですか?
■最初は親も0歳児、子どもと一緒に大きくなろう
■親と子の間をとりもつ、子育て支援とは…
■ゆったり構えて「親育ち」「子育て」を支えるスローな保育

補章:特別寄稿「親支援・保育政策への取り組み」
■ウェリントン・ビクトリア大学教授/ヘレン・メイ(松川由紀子 抄訳)

あとがき

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