出版社・レーベルの紹介文

子どもに幅広く経験させたい発達にあったプログラムを63紹介。障害のある子どもの指導には発達レベルにあったプログラムを幅広く経験させることが不可欠である。本書はそのプログラムを育ちに必要な8つの柱に沿って紹介。方法・援助のポイント・日常生活への結びつきなどについてイラストや写真を豊富にわかりやすく解説している。

目次

第1章:子どもの育ちにとって大切なこと
■障害児の育ちをサポートする8つの柱(身体を意識する力を育てる/目と身体を使う力を育てる/耳と身体を使う力を育てる/記憶する力を育てる/模倣する力を育てる/イメージする力を育てる/概念形成の力を育てる/協調性・社会性の力を育てる)
■子どもが活動に向かうために必要な9つの配慮事項(しゃべり過ぎない/子どもの行動を予測する/楽しい雰囲気を演出する/子どもの力を信じる/表現者になる/リズム感を大切にする/息抜き場面を設ける/寄り沿いつつときに対決する/記録をとる習慣を身につける)

第2章:子どもの育ちをサポートする遊び63
■身体を意識する力を育てる(ふわふわ!ぬるぬる?素材に触れよう!/楽器に触れよう!音を感じよう!/手は不思議!手で遊ぼう!/吹いて音を楽しもう!/背中のキャンバス描いてあてよう!)
■目と身体を使う力を育てる(つまんで入るか?ビー玉・ようじ/はさんで楽しい!パンダ洗濯バサミ/はじいて跳ばす!はじいて演奏!/すべらせば不思議な音色!いろいろな楽器/チョキチョキ!短冊切り/重ねよう!並べよう!形作ろう「積み木」遊び/重ねよう!並べよう!形作ろう「ブロック」遊び/楽しい工具「ナットとボトル」/まねっこお絵描き/のぼっておりて楽しい音積み木階段演奏/パズルマットをお散歩しよう/なぞってつないで何が描けるかな?)
■耳と身体を使う力を育てる(ビートにのって♪ハンドドラム叩き/トライアングル遊び〜消え入る音を大切に〜/「しあわせなら手をたたこう」で動きを作ろう/好きな歌がどんどん増える!曲のリクエスト/交代で歌うと楽しさ倍増!歌のこだま遊び/楽器でコミュニケーション!楽器のこだま遊び/次は何の音かな?音のしりとり遊び)
■記憶する力を育てる(きいて!きいて!何の楽器かな?/きいて!きいて!何の曲かな?/コップのおもちゃを探そう/ボックスのおもちゃを探そう/動物絵あわせカードゲーム/うさぎはピョン!ことばの置き換え遊び)
■模倣する力を育てる(机叩きト・トン・トトン♪/旗上げ遊び「赤あげて〜」/体全体を使ったまねっこ遊び/体が楽器!楽しいボディパーカッション)
■イメージする力を育てる(袋の中身は…?ドキドキ触ってあてようゲーム/絵をちょこっと見てあてよう!何かな?/グニャグニャ棒で何作ろう?/絵描き歌「まーるさんかくしかーくー」/動作をあてよう!ジェスチャーゲーム)
■概念形成の力を育てる(ことばのリズム「た・ぬ・き」/トントントン…何回叩いたかな?/いろいろ・いろ・かたち・かるた/みんなでしりとり遊び/バラバラもじでことばを作っちゃおう!/集まれ!仲間たち/お話のとおりに模型を操作しよう/お話の順に絵を並べよう/形容詞を豊かに!「長いしっぽ・短いしっぽ」/パン屋さんにあるものはなあに?/説明しよう!「りんごは赤い・丸い・果物」/「大きい!小さい!」反対ことば遊び/主人公になりきり!劇遊び)
■協調性・社会性の力を育てる(あんたがたどこ「さ」遊び/さあ勝つぞ〜!じゃんけん遊び/折り紙相撲ではっけよい!/ひらひらクラゲを追いかけよう!/棒でバランスゲーム/おとなりへ!おとなりへ!ボール回し遊び/跳んで!走って!フープで競争/2人・3人・4人集まろう!/みんなで演奏!ミュージックベルでリンリンリン/みんなで楽しく合奏しよう!/手押し相撲ではっけよい!)