出版社・レーベルの紹介文

絵本の力を使って、思いやりにあふれた子どもを育てよう!「VLF思いやり育成プログラム」は、絵本を使ってソーシャルスキルの考えのもと思いやりを育む、というプログラム。この活動を日常の保育の中で取り組むことで、幼児期に起こりがちなトラブルが発生した時、子どもたちが自ら解決し、予防する力が育てられます。

目次

第1章:集団生活もこわくない!幼児期に身につけたいソーシャルスキル
■トラブルが増えるのは新しい心が発達するから
■ソーシャルスキルってなに?
■「思いやり」はどうやって育てるの?〜VLF思いやり育成プログラム〜
■VLF思いやり育成プログラムで用いる絵本について
■伝える力・推測する力・解決する力は思いやりにつながる
■VLF思いやり育成プログラムの特徴
■やってみよう!
■プログラム実践の仕方

第2章:こんなときどうする?幼児期に起こりやすい18のトラブルと解決のための指導術
■がまんの向こうは新しい世界:「忍耐力のない子ども」へのスキル(じっと座れない子/ものを大切にしない子/思ったことをすぐに言ってしまう子)
■話すって意外と簡単だよ:「はずかしがりやの子ども」へのスキル(思ったことが言えない子/人見知りがはげしい子/友達と遊べない子)
■がんばるって気持ちいい:「やる気がない子ども」へのスキル(友達と意見が合わないとすぐにあきらめる子/いやなことは逃げる子/一生懸命にやることができない子)
■ちょっと立ち止まってまわりを見よう:「自分勝手な子ども」へのスキル(決まりが守れない子/思い通りにいいかないと乱暴をする子/自分の思ったことしかやらない子)
■怒りを抑えることが本当の強さだよ:「攻撃的な子ども」へのスキル(友達にいじわるをする子/友達を助けてあげない子/友達が傷つくことをする子)
■はじめの一歩を踏み出そう:「行動力の乏しい子ども」へのスキル(相手と楽しく遊べない子/動物の世話をしない子/引っ込み思案で友達を助けようとしない子)

第3章:保護者とうまくやっていこう!保護者と信頼関係を築くスキル&ポイント
■保護者の心理を理解しよう
■保護者と関わるソーシャルスキル