出版社・レーベルの紹介文

子どもと共に幸せな保育を創りたいと願う保育者のために、保育所保育指針の改定にかかわったキーパーソンが集結。8つのキーワードから条文をシンプルに読み解き、指針のねらいと可能性を解説。平成20年改定対応。

目次

序章:新保育所保育指針の基本的考え方と8つのキーワード

第1章:保育所児童保育要録
■座談に入る前に:子どもの可能性を受け渡す資料
■座談:専門職としての「書くこと」の大切さ
■もっと理解を深めるために:保育要録をきっかけに顔の見える連携を

第2章:養護と教育の一体性
■座談に入る前に:「一体となって展開される」ことの意味
■座談:年齢を超えた養護・教育の再発見
■もっと理解を深めるために:人間的な出会いの中で具体化された営み

第3章:子どもの最善の利益
■座談に入る前に:子どもの最善の利益を考慮した保育
■座談:「子どもの最善の利益」と保育者の専門性
■もっと理解を深めるために:具体的実践が求められる時代へ

第4章:発達過程
■座談に入る前に:意味を見つけること、経験を積んでいくこと
■座談:「発達観」と「発達の援助」のこれから
■もっと理解を深めるために:発達を改めて問い直すことの意味

第5章:協働
■座談に入る前に:保護者、地域、関係機関との協働
■座談:指針の組み立てに欠かせないキーワード
■もっと理解を深めるために:保育内容と保育所運営を支える核心部分

第6章:創意工夫
■座談に入る前に:「子どもの最善の利益」を押さえる
■座談:専門職としての「判断」から生まれる「創意工夫」
■もっと理解を深めるために:創意工夫を生み出すさまざまな視点

第7章:生活の場
■座談に入る前に:新しい時代が求める「生活の場」
■座談:「共に生きていくプロセス」を生成する場
■もっと理解を深めるために:新しい保育所保育における「生活」のあり方

第8章:組織としての保育力
■座談に入る前に:社会的役割の中で問われる「組織的な取り組み」
■座談:一人ひとりを活かす主体性と環境づくり
■もっと理解を深めるために:園内・園外との連携を深める