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子どもが育つ言葉かけ
聴きとる・つなげる・ふくらませる

価格 (税込)1,870円
商品コード:978-4894641297
ポイント:17Pt
頁数:218ページ
出版年月:2009-04-00

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出版社・レーベルの紹介文

子どもたちの何気ない「つぶやき」には、保育のヒントがたくさんつまっている!公立小学校で長年「ユーモア詩」実践を積み重ねてきた著者が、保育者たちとともに「子どもの口頭詩」を研究。「こんなとき、どんな言葉を返したらいいの?」「記録はどんなふうにとればいいの?」――現場目線で事例を検討し合う中で、子どもの言葉を聴きとる力をみがくメンバーたち。子どもの言葉のやわらかさ・奥深さに思わず笑ったり、心揺さぶられたりする事例とともに、明日が楽 しみになる実践的アドバイスを満載。
 

目次

第1章:子どものことばを聴きとる
■1〜2歳児の発達とことば(ままごとコーナーで遊んでいるとき/どうぞどうぞ!!/「たんぽんぽん」/花火みたい!)
■3〜4歳児の発達とことば(なぜ鳴くの?/「いい子って/どんな子?」/五キロくらい!?/「うんち談義」にノリノリ子どもたち)
■5〜6歳児の発達とことば(子どもだって怒っているんだ!/ホッとするとき/「涙は泣くためにあるんじゃない!」/ぼくと私の宝物/カレンダーに書き込まれた子どもの思い/二歳児クラスでのことを年長児になって伝えたけんじ)

第2章:子どものことばに働きかける
■ことばかけの大切さ
■コミュニケーションを楽しむ・ひろげる・深める働きかけ(みんなで風を食べてみよう/不思議の国のアリス/子どもの心が満たされるとは?/子どもたちが物語をつむぎ出していくための働きかけ/「キーワード」が会話をひろげる/豊かなことばを引き出す「しかけ」)
■ごっこ遊びを発展させる働きかけ(「魔法のじゅうたん」/電話ごっこ)
■子どもたちが考えや概念を深めていくための働きかけ(子どものことばを待つ/抽象的なものを具体物を通して語らせる/問いかける内容の大事さ/ことばに深く気持ちを宿す/子どもに決定権を与える)

第3章:子どものことばを通して親たちとつながる
■連絡帳を活用してのクラス便り
■「連絡帳+担任のコメント」を掲示
■コメントの充実で親たちがつながりだす
■“お父さんの照れ笑い”から親の思いを読みとる
■子どもを肯定的に受けとめる大人の役割

第4章:保育実践研究の積み重ねをどのように進めるか
■日誌を通して保育実践の質を変える
■実践記録を樹状図に
■樹状図をもとに考えた「子ども分析シート」

第5章:学童期を見通して〜人間としてのコアの部分を育てる〜
■お父さん・お母さんの口ぐせ調査
■小学校に入って「あと伸びする子」(保育園とは「情動を育てる」場/生活経験を通して理科的な考え方を培う)
■自己肯定感を育てる(自然のまま・ありのままが一番/人間は「自己肯定感」を求めて彷徨う存在)
■人間としてのコアの部分を育てる(他者理解が自分を変える/別れを通して「子どもからわき出てくることば」/子どもの喜怒哀楽を共有・共感する)

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