仰げば尊し

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あおげばとうとし　わが師の恩 教えの庭にも　はやいくとせ 思えばいと疾し　この年月 今こそわかれめ　いざさらば たがいにむつみし　日ごろの恩 わかるる後にも　・・・

池のこい

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• 鯉

出て来い出て来い池の鯉 底の松藻のしげった中で 手のなる音を聞いたら来い 聞いたら来い 出て来い出て来い池の鯉 岸の柳のしだれた陰へ 投げた焼麩が見えたら来い・・・

いちばん星みつけた

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• 星

一番星みつけた あれあの森の 杉の木の上に 二番星みつけた あれあのどての 柳の木のうえに 三番星みつけた あれあの山の 松の木の上に

いぬ

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• イヌ

うさぎ

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• ウサギ

うさぎ うさぎ なにみてはねる じゅうごやおつきさま みてはねる うさぎ うさぎ なにみてはねる じゅうごやおつきさま みてはねる・・・

牛若丸

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• 牛若丸

京(きょう)の五条(ごじょう)の橋(はし)の上 大(だい)のおとこの弁慶(べんけい)は 長い薙刀(なぎなた)ふりあげて 牛若めがけて切りかかる 牛若丸は飛び退・・・

海

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• 海

松原遠く消ゆるところ 白帆の影は浮かぶ 干網浜に高くして 鴎は低く波に飛ぶ 見よ昼の海 見よ昼の海 島山闇に著きあたり 漁火光淡し 寄る波岸に緩くして 浦風か・・・

浦島太郎

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• 浦島太郎

昔昔(むかしむかし)浦島は 助けた亀(かめ)に連れられて 龍宮城(りゅうぐうじょう)へ来て見れば 絵にもかけない美しさ 乙姫様(おとひめさま)の御馳・・・

案山子

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• 案山子

山田の中の一本足の案山子 天気のよいのに蓑笠着けて 朝から晩までただ立ちどおし 歩けないのか山田の案山子 山田の中の一本足の案山子 弓矢で威して力んで居れど ・・・

かたつむり

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• カタツムリ

でんでんむしむし　かたつむり おまえのあたまは　どこにある つのだせ　やりだせ　あたまだせ でんでんむしむし　かたつむり おまえのめだまは　どこにあ・・・

鯉のぼり

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• こいのぼり

甍(いらか)の波と　雲の波 重なる波の　中空(なかぞら)を 橘かおる　朝風に 高く泳ぐや　鯉のぼり 開(ひら)ける広き　其(そ)の口に 船をも呑まん　様(さま・・・

小馬

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• ウマ

はいしい はいしい　歩(あゆ)めよ小馬 山でも坂でも、ずんずん歩め お前が進めば　わたしも進む 歩めよ 歩めよ　足音たかく ぱかぱか ぱかぱか　走れよ小馬 け・・・

水車

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• 水車

桃の花散る小川の水に 一つかかった水車 のどかに照らす 春の日浴びて こっとん　こっとん 車は廻る こっとん　こっとん 車は廻る 月の流れる小川の水に 一つか・・・

たこのうた

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• 凧
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たこたこ あがれ かぜよく うけて くもまで あがれ てんまで あがれ えだこに じだこ どちらも まけず くもまで あがれ てんまで あがれ ・・・

茶摘み

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なつもちかづくはちじゅうはちや のにもやまにもわかばがしげる あれにみえるはちゃつみじゃないか あかねだすきにすげのかさ ひよりつづきのきょうこのご・・・

月

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• 月

でたでたつきが まるい　まるい まんまるい ぼんのようなつきが かくれたくもに くろい　くろい まっくろい すみのようなくもに またでたつきが まるい　まる・・・

那須与一

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なわとび

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• なわとび

虹

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• 虹

虹が出た　虹が出た 空を衣裳に見立てたら 七つの色に染分けた だんだら模様　はで模様 虹が出た　虹が出た 空を一面水と見て 珊瑚や琉璃をちりばめた 天女の橋よ・・・

二宮金次郎

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柴刈り縄ないわらじをつくり 親の手を助け弟を世話し 兄弟仲よく孝行つくす 手本は二宮金次郎 骨身を惜まず仕事をはげみ 夜なべ済まして手習読書 せわしい中にもた・・・