雪男のヨーデル
- 作詞:新沢としひこ
- 作曲:中川ひろたか
- 作成年月 : 1987-12
初出:音楽広場(1987-12クレヨンハウス)
初出アルバム : カセット『世界中のこどもたちが』(1988 クレヨンハウス)
初出楽譜集 : 月刊「音楽広場」別冊『世界中のこどもたちが』(1989 クレヨンハウス
ゆくゆく「賢治3部作」と呼ばれることになる
宮沢賢治パロディの1作。
ちなみに、あとの2作は『銀河食道の夜』(『スマイル』所収)と『風のハトサブレー』(『とんちきシャッポパノラマ忘年会バンド』所収)
新沢がこの詞を書いていると、その途中に、あるメロディが出て来てしまった。
しかし、これは、中川が作曲するために書いた詞だからと
曲の方は、引き出しにしまい、詞だけを中川に渡す。
ところが、中川から曲を聴かされた時、
自分の作った曲との、あまりの違いに仰天したという話がある。
新沢としひこ+中川ひろたかのジョイントコンサートでの
歌作りコーナーの前に必ず出る、もはや「ネタ」。
その話の後、蔵出し企画として、新沢作曲のものを『元祖・雪男のヨーデル』
中川作曲のものを『本家・雪男のヨーデル』と紹介し、続けて歌う。
新沢のものは、明るい、いわゆるヨーデル。
中川のは、マイナーブルース。
初めて聴いたとき「中川さん、ヨーデルなんだよ、ヨーデル」と言ったら
中川は「だって、おなかがすいてヨロヨロしてるんだろ?」と答えたって。
録音では、クニ河内さんと二人でデュエットしている。
この憧れの人とのデュエットは、もう天にも昇る心地だった。
みんなからうらやましがられたね。
それにしても、クニさんのこの自由闊達なハモリは、どうだ。
全部で、2回歌った。
どっちも甲乙つけがたい出来だったが
クニさんが「おなかがすいたよ〜」の歌詞を、
まちがえそうになってる方が選ばれた。
ずっと、二人の雪男の兄弟の歌だと思ってた。
で、歌詞を見たら、そんな記述はどこにもない。
ぼくたちのデュエットのせいだ。
新沢と歌うと、
雪男と雪女が歌っているよう。
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